ピコ秒レーザが使用される業種について

ピコ秒レーザが使用される業種について

ピコ秒レーザが使用される業種は、多岐に渡っています。

自動車産業・家庭用の電子機器産業・金型製作などです。

ピコ秒レーザは、パルス幅が短いレーザですので、その特性を生かして、微細加工に優れています。

自動車産業では、自動車用ハンドルのハニカム構造になったカバー・積み上げたようになったエンジンのカバー・タイヤの側面の炭素繊維の加工・グローブボックスのプラスチックと混合されたカバーの加工、などがあります。

家庭用の電子機器産業では、携帯電話の筺体の表面にシボを入れる加工・タブレット型のパソコンのハニカム構造になった背面カバーの加工・パソコン用マウスの表面加工・カメラの筺体のシボ加工・電動ドライバーの曲面の多い筺体加工。

などがあります。

金型製作では、ペットボトルのナップ構造と呼ばれる加工・靴の底の滑りにくいうろこ状になった構造の加工・化粧品の小さな容器の構造の加工・見た目も重視される食品産業への3次元形状の加工・合成樹脂製の椅子への木目加工、などがあります。

ピコ秒レーザが注目されている理由について

熱を加えずに加工する分野では、従来から機械による加工法が広く行なわれてきましたが、近年では、マイクロエレクトロニクスの分野から自動車部品や医療用機器に至るまで、仕上がり製品が小型化や高性能化が当たり前の世界となってきています。

そのような状況では、従来の機械加工による方法では限界があり、また精密加工にニーズが増えてきている状況において、レーザによる加工方法が急速に広まってきています。

レーザには、いろいろな種類があり、炭酸ガスレーザや固体レーザやピコ秒レーザなど一般的になってきています。

その中でもピコ秒レーザは、パルス幅が短いために微細加工に向いていて、シリコンやガラスや金属の薄膜や電子基板などのプラスティックといったさまざまな素材に微細な加工を加えることができるようになってきています。

ピコ秒レーザが注目されている理由としては、レーザによる熱の影響が極端に少ないことから、加工精度が高い、熱クラックやデブリなどが発生しない、後加工が必要ない、などといった非常に高信頼性のある加工方法であり、コストの面でも大いに貢献しています。


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